開聞岳  場所の地図

 開聞岳は、鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置する美しい山です。標高が924mで、日本百名山の一つで、別名薩摩富士とも呼ばれ、指宿のシンボルです。ゆるやかならせん状の登山道は、老若男女を問わず親しみやすく頂上を極めることができるそうです。
 開聞岳の北側にある池田湖と東側にある長崎鼻は、美しい開聞岳を見ることができる絶好のビューポイントです。
 池田湖は、未知の巨大生物である「イッシー」伝説のある湖で、開聞岳の噴火と同時にできたカルデラ湖で、九州最大の湖です。
 開聞岳の東側にある長崎鼻は、薩摩半島の最南端に突き出た岬です。浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられています。白い灯台と波しぶき、青い海と空、秀峰「開聞岳」とはるか海上にうかぶ屋久島や三島の島影と、まさに風光明媚な風景を誇っています。 

池田湖から見る開聞岳 長崎鼻の灯台と開聞岳 秋・長崎鼻から見る開聞岳
≪平成28(2016)年11月30日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年12月18日(日):第2072号】