桜島 場所の地図
鹿児島のシンボルといわれる桜島は、高さ1,117m(北岳・御岳)、面積約80km²、周囲約52km、北岳・南岳の2つの主峰から成る複合火山です。約26,000年前に誕生し、17回の大噴火を繰り返しています。最初はその名の通り「島」でしたが、大正3(1914)年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となりました。現在も毎日のように小規模な噴火を繰り返しているとのことです。
桜島は、鹿児島県内のいたるところからその美しい姿を見ることができます。一番の展望台は、標高373mの湯之平展望所で、北岳の4合目に位置し、桜島において一般の人が入ることの出来る最高地点です。ここからは、360°どこを見ても絶景です。目の前に迫った北岳の荒々しい山肌、眼下に広がる大正溶岩原、錦江湾を挟んで西側には南九州最大の都市・鹿児島市の街並みが広がります。天気がよければ北に霧島連山、南に開聞岳といった鹿児島の秀峰も顔を見ることができます。訪れたときは、快晴で360度の展望を楽しむことができました。
南側から見た桜島 | 湯之平展望所 | 湯之平展望所からの北岳・南岳 |
湯之平展望所からのパノラマ | ||
≪平成28(2016)年11月30日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年12月15日(木):第2069号】