浜松:家康の散歩道①

 浜松は、若き日の徳川家康ゆかりの地です。そのいくつかのスポットを散策できるように「家康の散歩道」が整備されています。スポットは10ヶ所以上、すべてをたどると約8kmほどです。今回は、浜松城周りの5ヶ所ほど、約3km時間にして1時間の散策を楽しみました。

二代将軍徳川秀忠公誕生の井戸  場所の地図
 二代将軍秀忠が産ぶ湯に使ったとされる井戸の跡です。秀忠が誕生したのは、天正7(1579)年当時、ここには下屋敷が構えられていたとのことです。

浜松八幡宮  場所の地図
 家康が三方ヶ原の合戦で敗走したときに隠れたという巨大なクスの木、「雲立ちの楠」があります。県の天然記念物に指定されています。

椿姫観音  場所の地図
 家康が浜松に入ってきた際、侍女たちと討死したといわれる引間城主の女城主である椿姫の伝説が残る場所です。「商売繁盛」や「長子誕生の仏」としても知られているようです。

東照宮(引間古城址)  場所の地図
 浜松城の前身となった引間(ひくま)城があった場所に、家康が祀られている東照宮が建っています。境内には、若き頃の家康と秀吉の銅像がありました。

家康公鎧掛松  場所の地図
 三方ヶ原の合戦から帰城した家康が、松の木に鎧を掛けて一息ついたと伝えられる松です。初代の松は大正4(1915)年の台風で枝が折れて枯れてしまい、二代目は戦災によって焼失しました。現在は、三代目の松で、昭和56(1981)年に植えられたそうです。

≪平成28(2016)年11月15日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年11月16日(水):第2040号】