南禅寺  場所の地図

 日本の禅寺のなかで最も高い格式を誇り、京都五山の上におかれる別格扱いの寺院、臨済宗南禅寺派の本山です。山号を瑞龍山といい、本尊は釈迦如来です。正応4(1291)年に開山、境内には勅使門、三門、法堂、方丈の伽藍が一直線に、その周辺に12の山内寺院が並んでいます。
 南禅寺の境内を通る水路橋として有名なのが「水路閣」です。琵琶湖から市内へ向けた水路として明治時代に建てられました。現在では風情が感じられると人気のスポットです。
 方丈の枯山水の庭園は、名勝指定されており、巨石の姿から「虎の児渡し」と呼ばれる名園です。山内寺院の「南禅院」と「天授院」も、庭園が有名で、別途料金で拝観できます。

三門 法堂 水路閣
方丈 六道庭 龍吟庭
南禅院 南禅院庭園
天授庵 天授庵庭園 朱印
≪平成28(2016)年10月12日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年10月23日(日):第2016号】