佐渡の寺社

 今回の佐渡旅行において、次の2寺院と1神社を参拝しました。

妙宣寺  場所の地図
 日蓮宗の寺院で、山号を蓮華王山といい、本尊は釈迦如来です。日蓮聖人の直弟子阿仏房日得の自宅を阿仏寺としたものが前身ということです。日蓮宗佐渡三本山の一つで、城址に移転新築後に妙宣寺と名乗りました。境内にある五重塔は新潟県内唯一のもので、国の重要文化財に指定されています。

参道 五重塔 山門
祖師堂 本堂 朱印

佐渡国分寺  場所の地図
 天平13(741)年に聖武天皇の詔で建立された国分寺の一つで、佐渡最古の寺ということです。雷火、火災で焼失、江戸時代の延宝7年(1679年)によって真言宗の寺として再建され、平安時代に造られた薬師如来像を今に伝えられています。山号は医王山です。元の国分寺の遺跡は今の寺の至近にあります。

参道 本堂 庫裡
≪平成28(2016)年7月28日奉拝≫

度津(わたづ)神社  場所の地図
 佐渡国の一の宮です。訪ねるとさすがに一宮の風格をそなえています。羽茂川の清流に臨み、妹背山を神域とした古代信仰を継承していることが感じられる神々しい雰囲気です。五十猛命(いけたけるのみこと)を祭神に陸上海上の守護神として信仰を集めています。

大鳥居と参道 拝殿 朱印
≪平成28(2016)年7月29日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年8月29日(月):第1961号】