磐田・旧見付学校  場所の地図

 所用で磐田市に出かけたおりに、磐田のシンボルともいわれる建造物である「旧見付学校」を見学してきました。「旧見付学校」は、明治8(1875)年に落成・開校式をあげた、現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎で、国の史跡に指定されています。明治16(1883)年に3階部分を増築し、5階の建物となりました。現在は教育資料館として、教育関係の資料を中心に展示しています。当時は最上階に「伝酒井の太鼓」が置かれ、時を告げていました。伝酒井の太鼓は三方原の合戦の際、浜松城で酒井忠次が打ち鳴 らしたと伝えられる太鼓です。
 旧見付学校の北側には、総社の神官であった大久保忠尚が元治元(1864)年に創建した磐田文庫があります。磐田文庫は今の図書館のような存在で、一般にも開放されていました。  

旧見付学校全景 玄関、入口が男女別に2つありました。 伝酒井の太鼓
当時の教室の様子 4階の内部 磐田文庫
≪平成28(2016)年7月12日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年7月19日(火):第1920号】