高岡市万葉歴史館 場所の地図
高岡市万葉歴史館は、『万葉集』に関心の深い全国の人々との交流を図るための拠点として、平成元(1989)年に高岡市市制施行百周年を記念する事業の一環として建設され、平成2(1990)年10月に開館しました。この地が万葉集ゆかりの地とされる由縁は、万葉集の代表的歌人であり編者ともされる大伴家持が、約1270年前、越中国守として高岡の地に5年間在任したことからです。万葉集全巻の収載歌約4500首のうち、家持によって詠まれた歌は約220首、さらにゆかりのある歌を加えると337首にのぼるということです。かつて大伴家持が政務をとった国庁跡にほど近い、眺望のきく場所に万葉歴史館があります。館内の展示だけでなく、歴史館のまわりの庭園も見どころの一つになっています。
歴史館全景 | 玄関前にある家持の像 | 庭園 |
≪平成28(2016)年6月17日撮影≫ |