静岡県湖西市・本興寺 場所の地図
静岡県湖西市にある常霊山本興寺は、永徳3(1383)年創建とされる法華(日蓮)宗の古刹です。江戸時代は徳川家康からの朱印地拝領により10万石の格式と徳川将軍家の三つ葉葵の使用を許されていました。国の重要文化財である本堂をはじめ、貴重な文化財を多く所有しています。大書院にある谷文晁の15面におよぶ壁画や襖絵が有名で、別名「文晁寺」とも呼ばれています。大書院の庭は小堀遠州が手掛けた池泉鑑賞式の庭園で、境内は春の桜やツツジ、秋の紅葉など、四季折々の表情をみせます。また境内には本堂や約10の堂宇が立ち並びんでいます。
湖西市に所用で出かけたおりに拝観してきました。広大な境内に多くの伽藍が建ちならび、堂内は、谷文晁の絵画や小堀遠州の庭園など見どころいっぱいです。愛知県のすぐ東側にある湖西市にこんな古刹があることを訪れるまで知りませんでした。
山門と長い参道 | 本堂 | 客殿 |
客殿内部 | 大書院玄関 | 大書院内部 |
奥書院 | 遠州流庭園 | 朱印 |
≪平成28(2016)年5月31日撮影≫ |