越前大仏(大師山清大寺)  場所の地図

 勝山市にある大師山清大寺は、臨済宗妙心寺派の寺院で、通称「越前大仏」と呼ばれています。22haにおよぶ境内には、本尊である大仏(毘盧遮那仏)が安置されている大仏殿をはじめ、日本一の高さを誇る五重塔や九龍殿などが配置されています。大仏本尊は、仏教伝来のルーツである中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟の中にある龍門棒先寺座像をモデルに造られています。この寺院は、地元実業家が昭和62(1987)年に地元活性化のために建てられました。
 境内にある伽藍や仏像等はすべてスケールが大きく見応えがありますが、歴史が浅いせいか、観光客はまばらでした。

大門 中門 大仏殿
脇仏(普賢菩薩と羅漢・阿難陀) 越前大仏(毘盧遮那仏) 脇仏(羅漢・大迦葉と文殊菩薩)
九龍殿内にある九龍壁 高さ75m・日本一の高さをほこる五重塔 朱印
≪平成28(2016)年5月15日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年5月26日(木):第1866号】