岡崎市矢作地区:花の撓(とう)  場所の地図

 岡崎市矢作地区のお祭り「花の撓」は毎年5月8日に行われます。矢作地区に関するHPにこの行事のことが紹介されていますので参照して下さい。
 矢作地区にある浄瑠璃姫伝説が残る誓願寺中心に行われる灌仏会(釈迦の生誕日)を兼ねた町内のお祭りです。誓願寺本堂の本尊前には花御堂が置かれ、高さ二十cm程の誕生仏に甘茶をそそぎ釈尊の誕生をお祝いします。境内には熱田神宮のおためし所に倣った飾り物小屋がつくられます。
 常には、保育園の園内のため境内に入ることができませんが、当日は境内に入ることができ、本堂を参拝できます。そして境内にある浄瑠璃姫と兼高長者のお墓もお参りできました。また山門の横にある十王堂も拝観できるようになっていました。
 近くにある愛知学泉大学や岡崎城西高校の学生や生徒たちがお祭りに積極的に参加していました。境内前の旧街道は歩行者天国になり多くの屋台が並び、お祭りの参加者であふれていました。

山門前に立った「花の撓」の立て札 誓願寺本堂 花御堂
花のとう「おためし」 浄瑠璃姫の墓 兼高長者の墓
十王堂 十王堂内 花のとうの飾り
旧街道に並ぶ屋台と人の波 学泉大のゆるきゃら 城西高校和太鼓部
≪平成28(2016)年5月8日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年5月9日(月):第1849号】