仁和寺　　場所の地図

　仁和寺は、真言宗御室派総本山で山号を大内山、本尊は阿弥陀如来です。仁和４(888)年、宇多天皇創建による門跡寺院（皇室とゆかりの深い寺）で御室御所とも呼ばれました。９万㎡もの広大な境内には、優美な金堂(国宝)をはじめ、二王門(重要文化財)や五重塔(重要文化財)などが点在しています。御所の名残りを留める仁和寺御殿、池泉式庭園もあって多くの見どころがあります。背丈の低い御室桜(名勝)は、京都随一の遅咲きとして有名です。「古都京都の文化財」として、平成６(1994)年に世界遺産に登録されています。
　広大な境内は見どころいっぱいでした。拝観料を払っての御殿には、白書院・黒書院・宸殿・霊明殿の伽藍そして白砂の南庭・北庭ときらびやかさを放っていました。境内内には、金堂・五重塔をはじめとする文化財の建物が荘厳さを放ち、最後に霊宝館における寺宝の数々。時間の経過を忘れさせました。御室桜の咲いている頃また訪れたいと思いました。

二王門	吽の二王像	阿の二王像
大玄関と皇族門	白書院	南庭から五重塔を
宸殿	霊明殿	霊明殿内部
黒書院	勅使門	中門
御室桜	五重塔	金堂
御影（みえ）堂	霊宝館	朱印
≪平成２８(2016)年４月２３日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題　話題提供　【平成２８年５月８日（日）：第１８４８号】