龍安寺 場所の地図
臨済宗妙心寺派の寺院で、妙心寺と の関係が深く、山内塔頭と同様の扱いを受けています。山号は大雲山と号し、本尊は釈迦如来です。開基(創建者)である細川勝元は、宝徳2(1450)年に別荘を禅寺に改めました。二度の火災で焼失し、現在の方丈は、慶長11年(1606)年に建てられた別寺の方丈を移築したものです。方丈前庭の枯山水庭園(史跡・特別名勝)は、白砂に15の石組を配し、虎の子渡しの庭ともいわれ、石庭といえば龍安寺を指すほど有名です。境内には豊臣秀吉が絶賛した侘助椿の古木や、水戸光圀寄進の「吾唯足知」[われただたるをしる]と刻んだ蹲[つくばい]などもあります。6〜8月は鏡容池[きょうようち]の睡蓮が見事です。
拝観したときは、春の京都禅寺一斉特別拝観ということで、茶室「蔵六庵」と狩野洞雲筆の水墨画「龍頭龍尾図」を見ることができました。
龍安寺といえば石庭という感がしますが、石庭以外にも多くの見所があることが今回の拝観でよく理解しました。
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山門 |
石庭 |
鏡容池 |
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茶室「蔵六庵」 |
水戸光圀寄進「吾唯足知」の蹲 |
朱印 |
≪平成28(2016)年4月22日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年4月30日(土):第1840号】