昇仙峡（しょうせんきょう）は、甲府市北部にある、富士川の支流、荒川が、約４kmにわたって作り出した渓谷で、特別名勝に指定されています。国内有数の景勝地ですが、訪れたときはそんなに観光客は多くありませんでした。荒川の入口にである天神森から上流の仙娥滝（せんがたき）までの遊歩道を歩いて散策するとすばらしい渓谷美を見ることができます。奇岩にはそれにふさわしい名前がついていました。平日であったため、遊歩道をゆっくり車で走って見学しました。その後昇仙峡ロープウェイで山頂にある展望台から、そして１０分ほど散策したところにある弥三郎岳山頂からのすばらしい眺望に満足しました。花曇りでしたが、富士山の美しい姿も眺めることができました。ロープウェイを降りてから、昇仙峡の目玉である仙娥滝まで歩き、みごとな滝を堪能しました。滝のすぐ下流からは、覚円峰も見ることができました。