宇治・黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ) 場所の地図
平等院から北3kmほどのところに、黄檗山萬福寺があります。日本三禅宗の一つ黄檗宗の大本山で、日本に「いんげん豆」をもたらした明末の渡来僧隠元(いんげん)禅師により江戸時代初期に開創されました。明朝時代の中国建築様式を取り入れた建物や、お経に節をつけて読む梵唄に儀式作法など、随所に中国風を伝えています。建造物は、中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置です。創建当初の姿そのままを今日まで伝える寺院は日本では他に例がなく、代表的な禅宗伽藍建築群として、主要建築群として、国の重要文化財に指定されています。伽藍や仏像だけでなく、各伽藍に掲げられている額や聯もこの寺院の見どころの一つです。
総門 | 僧門の額と聯 | 天王殿 |
天王殿に安置される日本最古の布袋尊 | 大雄宝殿(本堂) | 法堂 |
禅堂 | 祖師堂 | 鼓楼 |
鐘楼 | 斎堂 | 開山堂 |
開山堂の堂内 | 通玄門 | 朱印 |
≪平成28(2016)年3月13日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年3月20日(日):第1799号】