宇治の二社 宇治神社&宇治上(うじかみ)神社

 平等院から宇治川をはさんで北東へ300mほどのところに、宇治神社と宇治上神社の二社が並んであります。醍醐天皇のとき、山城の国司が社殿を造営したのが起源とされ、平等院が建立されるとその鎮守社となったと伝えられています。かつては二社一体で、宇治上神社は「本宮」あるいは「離宮上社」(りくうかみしゃ)と呼ばれ、宇治神社は「若宮」あるいは「離宮下社」(りくうしもしゃ)と呼ばれていましたが、明治時代に分離しました。本殿と拝殿は昭和27(1952)年に国宝に指定、平成6(1994)年には平等院と共に世界文化遺産に登録されている。

宇治神社  場所の地図
 宇治川の麓にあるこぢんまりとした神社です。本殿は、鎌倉時代後期に建立されたもので重要文化財に指定されています。

参道 拝殿 朱印
≪平成28(2016)年3月13日奉拝≫

宇治上神社  場所の地図
 日本最古神社建築であり、国宝に指定されており、本殿は世界遺産に登録されています。

参道 国宝の拝殿
世界遺産である本殿 朱印
≪平成28(2016)年3月13日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年3月16日(水):第1795号】