津島神社 場所の地図
全国天王社の総本社です。
津島神社では、3つの祭りが催されます。
旧暦2月1日夜に行われる開扉祭は、春を迎える火の祭で、直径1m、長さ10mの大松明2本を担ぎ、重要文化財の楼門を潜り抜け拝殿前に整列し、その間を神職が本殿に進み、炎の明かりの下春の訪れを感謝し、災いの無いことを祈ります。
7月第4土曜日とその翌日に行われる、国の重要無形民俗文化財の尾張津島天王祭は、天王川に浮かぶ津島五車のまきわら船の提灯に灯がともされると、宵祭の始まりです。まきわら船が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡ると、揺らめく提灯が川面に映り、まきわら船はその美しさをさらに際立たせ、灯と水のドラマは頂点に達します。夏病みに罹る事無く無事夏を過ごす事を祈ります。
10月第1日曜に行われる秋祭は、11両のからくり人形を飾った山車と3両の石採祭車が神社に集まり、五穀豊穣を感謝します。
社殿は、楼門と本殿が国の重要文化財、南門が県文化財に指定されています。
参道 | 国の重要文化財である楼門 | |
県文化財に指定されている南門 | 国の重要文化財である本殿 | 朱印 |
≪平成28(2016)年3月8日奉拝≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年3月11日(金):第1790号】