朱印帳・朱印

 朱印は、神社や寺院において、参拝した証に押印される印章、およびその印影をいいます。敬称として御朱印(ごしゅいん)とも呼ばれています。単に印を押すだけではなく、墨書で寺社名や参拝日などが書かれ、その墨書も含めて「朱印」と呼ばれています。朱印帖とは「朱印」をまとめてつけてもらうための和綴じの帖面をいい、
集める行為の事は「集印」といいます。朱印がいただける寺社では、オリジナルの御朱印帳を用意し、1000円〜1500円程度で販売しているところも多くあります。  由来は参詣者がお経を書写して寺社に「お納め」することに始まっており、昔は右肩に「奉納大乗経典(ほうのうだいじょうきょうてん)」と書かれておりましたが、現在は「奉拝(ほうはい)」という書かれます。そのため、朱印帳は納経帳とも呼ばれています。
 本山「方広寺」においても、オリジナルの朱印帳が用意されています。寺紋だけが入り、寺院名の記載はありません。先日、所用で本山にお伺いしたおりに、オリジナルの朱印帳をいただき、先頭ページに「方広寺」の御朱印をいただいてきました。
 本年に入り、寺社に参拝や参詣した折には、御朱印をいただいてくることにしました。これからの寺社に関するウェブには、朱印を載せていきたいと思っています。

朱印帳 方広寺(奥山半僧坊)の朱印
≪平成28(2016)年2月11日奉拝≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成28年2月25日(木):第1775号】