京都御所A  場所の地図

 京都御所紹介の2日目です。紫宸殿から、出口の清所門までをたどります。

紫宸殿(ししんでん)  場所の地図

 即位式など、最も重要な御所の正殿です。
左近の桜

 紫宸殿の前庭にある紫宸殿から見て左がわにある目印の左近の桜。
これは、昔、毎朝、日華門・月華門から入場した近衛兵が、この木を目印に右と左に整列した事から右近・左近と呼ばれるようになったと言われています。。
右近の橘

  紫宸殿の前庭にある紫宸殿から見て右がわにある目印の右近の橘。
清涼殿  場所の地図

 天皇の日常生活の場として使われた御殿です。
清涼殿における御前試の儀式@ 対面

 清涼殿に参上した舞姫が両陛下と対面している場面です。
清涼殿における御前試の儀式A 舞披露

 対面を終えた舞姫が舞を披露している場面です。
小御所(こごしょ)  場所の地図
 
 諸種の儀式が行われ、武家との対面にも用いられました。寝殿造りと書院造りの両要素が混合した様式の建物です。
蹴鞠の庭(けまりのにわ)  場所の地図

 この場所で蹴鞠が行われ、天皇がご覧になりました。
御学問所(おがくもんじょ)  場所の地図

 御読書始めの儀、和歌の会など学芸関係のほか、臣下と対面される行事などに用いられました。入母屋桧皮葺きの書院造りの建物です。
御池庭(おいけにわ)  場所の地図

 御学問所の前面にある庭で、池を中心にした回遊式庭園です。真ん中にある飛石は、船遊びの際に、船をつけた船着場です。
御常御殿(おつねごてん)  場所の地図

 天皇日常のお住まいの場所として使用された御殿です。内部は15室からなる入母屋桧皮葺き書院造りの建物です。
御三間(おみま)  場所の地図

 天皇の居間です。江戸時代に別棟として現在の場所に建てられ、やがて、七夕やお盆といった年中行事がここで行われるようになりました。
清所門(せいしょもん)  場所の地図

 春と秋の一般公開における出口の門で、瓦葺きです。
京都御苑(きょうとぎょえん) 

 京都御所がを含む広大な緑地を京都御苑といいます。東西700m南北1300mにおよぶ広大な敷地です。
≪平成27(2015)年11月3日撮影≫  

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年11月10日(火):第1668号】