迎え火・送り火
「迎え火」は、戻ってくる先祖の霊が迷わないように、目印として火を焚くお盆の風習です。一般的に、8月盆の場合は、13日の夕方に、家の前や墓地で行われます。一般的には、素焼きの焙烙(ほうろく)にオガラを折って積み重ね、火をつけるようですが、この地区では、たいまつを燃やし、迎え火として先祖の霊を迎えます。13日の夕方には、各お家の前や墓地において、いくつかの迎え火を見ることができます。
また、「送り火」は、戻ってきた先祖の霊があの世への帰路、道に迷わないように送り出す火のことで、普通は15日か16日の午後に、迎え火を焚いた同じ場所で行います。
≪平成27(2015)年8月13日撮影≫ |