書写山圓教寺　　場所の地図

　書写山は、姫路市の北部にある標高３７０ｍの市内で一番高い山です。山上には、古刹「書写山（しょしゃざん）圓教寺（えんぎょうじ）」があり、西国霊場の第２７番札所として知られています。
　圓教寺は１千余年前に開かれた天台宗の別格本山で、西の比叡山とも呼ばれています。円教寺には京都の清水寺に似た摩尼殿、開山様をまつっている開山堂、別名弁慶の学問所と呼ばれている護法堂拝殿、そして荘厳な甍（いらか）を競う三つの堂（大講堂、食堂、常行堂）など素晴らしい国や県の重要文化財がたくさんあります。樹齢数百年の木々に囲まれた、まさに聖地と呼ぶに相応しい山です。
　参拝には、通常ロープウェイを利用します。ロープウェイは、高低差２１０ｍを所要時間３分５０秒で山上駅へ連れて行ってくれます。そこから、歩いてまたは専用バスを利用して、参拝にむかいます。

参道と摩尼殿	摩尼殿	摩尼殿の回廊
大講堂	食堂（じきどう）	常行堂（じょうぎょうどう）
開山堂	開山堂軒下４隅にある力士像	護法堂
≪平成２７(2015)年５月２０日撮影≫