兵庫県赤穂市

 赤穂市は、忠臣蔵で有名な赤穂浪士の故郷です。城主であった浅野家や47士にまつわる多くの史跡があります。

 赤穂城趾  場所の地図
 赤穂城は、正保2(1645)年に常陸国笠間藩から入封した浅野家が、慶安元(1648)年より13年に亘る歳月を費やし建てられた海岸平城です。本丸は、中央に藩主の屋敷、南東部に天守台、南に庭園などがありました。天守台には天守閣は当初から築かれませんでした。

本丸門 庭園跡 お堀と石垣
天守台 天守台からの景観

 大石神社  場所の地図
 赤穂城の北側に大石神社があります。大石神社は、主君の仇討ちをした47義士を祀る神社として、大正元(1912)年に創建されました。参道には、47義士の石像が並び、境内には義士にまつわるものでいっぱいです。神社の南側は、浅野家筆頭家老の大石邸になっており、広い長屋門を見ることができます。

大石神社参道 義士の石像
山門 拝殿 大石邸長屋門

 花岳寺  場所の地図
 浅野家の菩提寺として正保2(1645)年に建立されました。浅野家、森家の歴代藩主のほか47義士の墓碑があります。義士木像堂や宝物館も併設されています。曹洞宗の寺院で、山号を台雲山といいます。

山門 本堂 47義士の墓碑

 かんぽの宿 赤穂  場所の地図
 瀬戸内海国立公園の景勝地、赤穂御崎。おだやかな美しい海と大小さまざまな顔をもつ瀬戸内の島々・・・。そんな幻想的な景色を見渡せる地に赤穂温泉はあります。昭和45(1970)年に「赤穂御崎温泉」として出湯し、瀬戸内海を望む景観美とともに多くの観光客に親しまれてきました。平成12(2000)年12月、湯量の減少に伴い、新しく天然の源泉を地下1600mから掘削し、給湯を開始し、「赤穂温泉」としてスタートしました。現在の温泉の特長は、高張性に優れた食塩など、ミネラル成分を多く含む中性のナトリウム塩化物泉でなめらかな感触の湯です。
 海岸線にある多くの温泉宿の中から、「かんぽの宿 赤穂」に宿泊しました。ホテルのロビーや露天風呂からは、オーシャンビューの絶景です。

朝の山の手ホテル 夜の山の手ホテル

本日の食事

食前酒【果実酒】 前菜【小鉢】 造里【鯛、鮪、間八】
煮付【煮穴子】 小鍋【牛肉陶板】 焼物【鰆西京焼き】
揚物【たこ唐揚げ】 食事【浅蜊吸い物 筍御飯 香の物】 果物【季節のデザート】
≪平成27(2015)年5月19〜20日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年5月27日(水):第1501号】