京都・真如寺 場所の地図

 大本山方広寺企画の本山巡り、午後の2つ目は、等持院東へ200mほどの所にある真如寺の参拝です。
 真如寺は、臨済宗相国寺派の山外塔頭寺院で、山号は萬年山です。非公開寺院ですが、今回の大本山方広寺企画ということで参拝できることになりました。弘安9(1286)年に尼御前が開山し、代々住職は尼御膳がつとめる寺院として栄えてきました。そのため、大雄殿には、歴代の尼御前の頂相彫刻が祀られています。
 明治時代に入り、方広寺の半僧坊大権現の分身を相国寺山内に勧請したものを、大正7(1918)年に当時の住職が真如寺境内に遷座し現在に至っています。そのため、京都で半僧坊大権現をお参りすることができます。

参道 山門 大雄殿
住職からの当山の説明 本尊宝冠釈迦如来三尊 半僧坊の御分身を祀る祠
≪平成27(2015)年3月24日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年3月28日(土):第1441号】