京都・東福寺  場所の地図

 今日は、京都駅から南東方向2kmのところにある京都五山の一つである東福寺です。東福寺は、臨済宗東福寺派の総本山で、山号をを慧日山(えにちさん)といいます。秋は紅葉の名所ですが、訪れた日はもみじは葉がすべて落ちていましたが、、雪が境内に残り、それなりに風情は感じました。東福寺に関する解説が次のようにありました。

 藤原道家が嘉禎2(1236)年東大寺、興福寺と並ぶ大寺の建立を発願して東福寺と名付け、建長7(1256)年完成した。その後火災を受けたが、室町初期に道家の計画通りに再建され、京都五山の一つとして栄え、多くの伽藍、塔頭が建ち並び、兵火を受けることなく明治に至った。明治14(1881)年に惜しくも仏殿、法堂など中心部を焼失したが、今なお堂々たる中世禅宗の寺観を保っている。
 三門(国宝)は室町初期の作、禅宗三門として最古の遺構である。禅堂(禅僧の坐禅所)、東司(とうす:便所)、浴室も室町時代の建物(重要文化財)でいずれも禅宗建築の重要な遺構である。本堂、方丈は近時の再建で、開山堂に至る渓谷には多くの紅葉があって通天橋が架かり、また偃月橋、臥雲橋が架けられ紅葉の名所をなしている。   京都市

三門 本堂(仏殿) 禅堂
東司 浴室 臥雲橋
臥雲橋から開山堂を望む 通天橋 偃月橋
開山堂
庫裡 方丈 方丈 雪が残る北庭
方丈 南庭 八相の庭
≪平成27(2015)年1月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年1月15日(木):第1369号】