新城・永住寺 場所の地図
新城市の中心部にある永住寺は、曹洞宗の寺院で山号を延命山といいます。永住寺は、俳人太田白雪の菩提寺であり、白雪の墓と「山雀の胡桃まはさん雪の宿」の句碑があります。白雪については、山門前の句碑前に次の解説がありました。
白雪は、寛文元(1661)年、新城の庄屋の家に生まれ、家業を継ぎました。若くから俳諧に志し、元禄4(1691)年10月、芭蕉を鳳来寺に案内した頃から俳諧の精進は目覚ましく、地方俳壇の中心となりました。白雪はまた、郷土史の研究にも没頭し、数々の著書を残しました。老後は孤独のうちにも進行と古典研究に生きて、享保20(1735)年6月、75才で死去しました。句碑は、白雪の225年忌にあたる昭和35(1960)年、その菩提寺である当寺に建てたものであう。なお、墓もこの寺の墓域のほぼ中央にあります。
参道 | 山門 | 本堂 |
太田白雪の句碑と説明板 | 「山雀・・・・・」の句碑 | 太田白雪の墓 |
≪平成26(2014)年12月26日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成27年1月6日(火):第1360号】