今月の掛軸(額) №45-有為転変
今月は、掛軸や扁額ではないものです。庫裡1階の室に掲げてあります。筆で書かれた書ではなく、その書を刻字した作品です。知人の書家である金子泮水氏から寄贈されたものです。
「有為転変」とあり、仏教語で意味は、「世の中のすべてのものが絶えず変化しており、少しの間もとどまっていないこと。また、この世が無常で、はかないものであるたとえ。」です。
筆で書いただけでもたいへんなのに、それを刻字して立体的になった作品です。どうやって創るのでしょうか?
≪平成26(2014)年9月29日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年12月6日(土):第1329号】