瀬戸市内三社
瀬戸市内の由緒ある三神社を紹介します。
深川(ふかがわ)神社 場所の地図
宝亀2(771)年、創建された格式ある神社です。陶祖・藤四郎(正式名:加藤四郎左右衛門景正)がこの神社のお告により良質の土を得たという伝承から、瀬戸の産土神(うぶすなかみ:生まれた土地の守護神)と言われます。宝物には、藤四郎作と伝えられる国の重要文化財である陶製狛犬や「切支丹灯籠」と呼ばれる織部灯籠などがあります。
深川神社参道山門 | 深川神社本殿 |
≪平成25(2013)年10月1日撮影≫ |
陶彦(すえひこ)神社 場所の地図
深川神社の隣にあり、鎌倉時代に中国に渡り陶業技法を学び瀬戸に伝えたとされる陶祖・藤四郎(正式名:加藤四郎左右衛門景正)が祀られています。4月には陶祖まつりがおこなわれます。
陶彦神社参道 | 陶彦神社本殿 |
≪平成25(2013)年10月1日撮影≫ |
窯神(かまがみ)神社 場所の地図
江戸時代後期に九州有田で磁器製法を学び、瀬戸に伝えて磁器の生産が本格化することに貢献した、「磁祖」・加藤民吉を祀る神社です。9月に開催される、全国に知られるせともの祭りはこの神社の神事です。境内には民吉像と登り窯を模した珍しい社があり、民吉の遺徳を偲ぶことができます。
窯神神社参道 | 窯神神社本殿 |
登り窯を模した社 | 加藤民吉像 |
≪平成26(2014)年12月2日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年12月5日(金):第1328号】