丸沼&吹割の滝
国道120号線は、奥日光である中禅寺湖や湯ノ湖をへて、群馬県の沼田市へ続きます。この国道120号線沿いにも何ヶ所かのビューポイントがあります。群馬県側一部も日本で一番先に指定された日光国立公園になっています。
丸沼 場所の地図
この沼は、日光白根山噴火溶岩による堰塞湖で、近くにある菅沼・大尻沼と共に連珠湖を形成しています。標高1430m、面積61ha、最大深度47m、湖岸延長6qで、周辺一帯は、原生林が素晴らしい景観を作り出しています。この沼は、昭和28(1953)年に、日本観光百選湖沼の部第一位に指定されております。
吹割の滝 場所の地図
昭和11(1936)年文部省より、天然記念物に指定された吹割の滝は、高さ7m、巾30m余りに及び、ごうごうと落下、飛散する瀑布は、東洋のナイヤガラといわれています。この滝は、凝灰岩、花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割れたように見えるところから、「吹割の滝」という名前が生まれたということです。滝の壮絶な景観や岩壁群の奇景など、独特の渓谷美を見せており、見応えがあります。
≪平成26(2014)年8月21日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年8月30日(土):第1231号】