渕龍寺 退山式・晋山式・斎会  渕龍寺場所の地図

 昨日、臨済宗方広寺派で近隣寺院でも渕龍寺様において、現住職の退山式、副住職の晋山式そして前住職の33回忌斎会が、厳粛のうちにとりおこなわれました。私と副住職は、加擔寺院として役割をいただき参列しました。
 退山式は、現住職が住職から引退し、閑栖和尚になられるけじめの式です。すなわち、住職から引退されることをいいます。
 晋山式は、新たに寺院の住職に就かれるけじめの式です。住職辞令を拝命し、新住職に就かれます。
 斎会とは、寺院において行われる年忌供養の法要をいいます。「斎会」の本来意の意味は、”衆僧”に斎食(正午の食事)を供する法要”のことです。そして、この「斎」とは、罪を懺悔するとか身口意の三業をつつしみ、身を清めるという意味であることから、亡き人を通して多くの人々に施食供養をし、自らも懺悔し、心身を清浄にして過ごす法要を「斎会」といいます。

退山式で退山の偈を唱える現住職 晋山式で晋山法語を唱える新住職 賀儀受け帳の拝見
住職辞令伝達 33回忌斎会において法語を唱える導師 斎延
≪平成26(2014)年6月7日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年6月8日(日):第1148号】