天橋立  場所の地図

 天橋立は、宮城県の松島、広島県の宮島とともに日本三景の一つに数えられる景勝地です。神秘的で美しい姿は、野田川から流れ出る砂粒と外海から流れ来る砂粒とがぶつかりあってできた砂嘴(さし)と考えられます。幅は、約20〜170m・全長約3.6kmの砂浜で、大小約8000本もの松が茂っている珍しい地形で、その形が、天に架かる橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。
 広い天橋立エリア内を私たちは、次のようにまわりました。
 @日本三文殊のひとつ智恩寺の参拝(写真1〜2)
 A砂浜の散策(写真3〜8)
 B丹後一の宮元伊勢籠(この)神社の参拝(写真9)
 C傘松公園からの眺望(写真10〜12)
 D成相寺からの眺望および参拝(写真13〜16)
 訪れた日は、快晴のため、美しい天橋立を心ゆくまで見ることができました。また、エリア内にある神社仏閣や観光スポットは、古い歴史と由緒あるものばかりで見応えのあるものばかりでした。

  智恩寺(写真−1)
古代より知られる文殊菩薩の霊場の一つ。臨済
宗妙心寺派の寺院で山号を天橋山といいます
  智恩寺山門(写真−2)
宝暦12(1762)年に着手、7年の歳月を要して再
建された丹後地方最大規模の山門。
  旋回橋(写真−3)
文殊地区と天橋立を結ぶ橋。船が運河を通るた
びに90度回転。
  砂浜の松林(写真−4)
約8000本の松が茂る公園内の散策。徒歩と自
転車のみしか通ることはできません。
  公園内の砂浜(写真−5)
白砂青松そのままの海岸線。東側の海は静か
ですが、西側は波がたっています。
  与謝野鉄幹・晶子夫妻歌碑(写真−6)
与謝野夫妻は、何回も天橋立を吟行しました。
歌碑は、平成18(2006)年に建立されました。
  磯清水(写真−7)
海に囲まれていながら真水が湧き出す不思議な
名水。日本名水百選の一つ。
  岩見重太郎仇討ちの場石碑(写真−8)
桃山時代の剣豪、岩見重太郎は、父の仇を追っ
てここ天橋立で本望を遂げたという記念碑。
  元伊勢籠神社(写真−9)
丹後随一の格式のある古社。丹後一の宮。高欄
上の五色の座玉は伊勢神宮とここだけです。
  リフトで傘松公園へ(写真−10)
リフトとケーブルカーが並行して走っています。
往復で大人¥640です
  傘松公園からの天橋立(写真−11)
この景色が一番有名な眺望。対岸が文殊地区。
文殊地区から約3.6kmの美しい砂嘴。
  天橋立の股のぞき(写真−12)
股からのぞくと天地が逆さになり、天にかかる橋
のように見えます。
成相寺奥の院跡 日本一のパノラマ展望所から見た天橋立の眺望(写真−13)
  成相寺(写真−14)
西国28番札所。慶雲元(704)年創建と伝えられ、
真言宗単立寺院。山号も成相山です。
  真向の龍(写真−15)
「左甚五郎」作と伝えられる龍の彫刻。境内の龍
のうち、この龍だけ正面を向いています。
  成相寺五重塔(写真−16)
平成12(2000)年、開基1300年を迎えるにあた
り復元。高さは33mあります。
≪平成26(2014)年5月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年5月14日(水):第1123号】