岐阜・養老公園  場所の地図

 名瀑「養老の滝」で有名な養老公園は、桜の名所としても有名です。滝の入口には、養老の滝について次の解説がありました。

 養老の滝は、「日本の滝百選」並びに環境庁の「名水百選」に選ばれている名瀑、名水です。また、水がお酒になった親孝行の「養老孝子伝説」など故事来歴のある優れた霊水です。
 奈良時代、元正天皇は「万病を癒す薬の水」との報告を受けられ、美濃の国多度山の美泉に行幸されました。史書「続日本紀」に記述されている元正天皇のお言葉があります。「自分で手や顔を洗ったら、皮膚はつるつると綺麗になり、痛むところも治った。また、この水を飲み、浴した人は、白髪も黒くなり、はげた髪も新しく生え、見えにくくなった目も明るくなった。目出度いことです。この水は、真に老を養う若返りの水です。」元正天皇は、「醴泉は、美泉なり。以て老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀3年を改め、養老元年と為すべし」と詔なさって、西暦717年に年号を「養老」と改められました。
 名水百選「養老の滝・菊水泉」の「菊水泉」は滝から約500m下の養老神社境内にあります。今では、滝と泉が上と下に分かれていますが、もともとは滝の瀬として一つの流れでした。養老山から流れ出る水は、石灰岩層を浸透してきたもので、炭酸分やミネラルを含み爽やかな甘美な水です。元正天皇がお言葉された「長寿、若返り、健康」の霊水でもあります。

 訪れた日は、公園入口においてはやや旬をすぎていましたが、山の中腹以上はまだまだ桜の見頃です。園内には、「養老神社」、「菊水泉」、「元正天皇行幸遺跡」」などの観光スポットも多くあり、美しい自然を満喫しながら散策に、あきることはありません。しかし、最大のポイントは、名瀑「養老の滝」でしょう。豊富な水量を誇る名瀑に、しばしの感動を覚えました。

養老神社 菊水泉 元正天皇行幸遺跡
養老公園内に美しく咲く桜 養老公園から見る遠望
豊富な水量の名瀑「養老の滝」
≪平成26(2014)年4月9日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年4月12日(土):第1091号】