岐阜・根尾谷淡墨桜 場所の地図
日本三大桜は、福島県三春町の「三春滝桜」、山梨県北杜市の「山高神代桜」、岐阜県本巣市の「根尾谷淡墨桜」の3つをいうそうです。その「根尾谷淡墨桜」が満開とのことで、岐阜県本巣市へ行ってきました。満開はつややかな白、散り際には淡墨色になることから「淡墨桜」と名付けられたそうです。桜の木の前に次の説明がありました。
国指定天然記念物 根尾谷淡墨桜
1 指定年月日 大正11(1922)年10月12日
2 指定の理由 桜の代表的巨樹
3 説明 この桜は彼岸桜の一種(和名エドヒガン)で、樹齢が高く(地元では1500年と称している)枝の各所が折損して樹勢が衰えたので昭和24(1949)年に山桜の若根238本を根接ぎしたほか、種々の保護を加え回生を図った。 現在、樹高17.2m、枝張り東西23.9m、南北21.2m、幹囲り9.1mあり、花の盛りは4月上旬である。
4 伝説 今を去ること1500余年前、都で迫害を逃れてこの地に潜まれた皇子が、長じて29才の時、都に迎えられて皇位を継承されたが、この地を去るに当り、形見として植えられたという。
訪れた日は、この美しい桜を見ようとする観光客で、道路は車であふれ、淡墨桜のある淡墨公園は、人であふれていました。評判通りの美しい桜で、この美しい桜を守る意味で、桜の廻りは広く柵で囲まれていました。新旧2本の桜の木があり、どちらも満開で美しい姿を見せていました。ぐるりと1周して撮影しましたが、360度どの方向からも絵になる姿を見せています。また機会があれば、残り二つの三大桜を見に行きたいと思いました。
≪平成26(2014)年4月8日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年4月10日(木):第1089号】