今月の掛軸 №37-毘沙門天
今月の掛軸である「毘沙門天」も、【平成24年1月1日(日):第259号】でも紹介しているように、本堂新年の荘厳に使われているものです。
毘沙門天は、四天王の一人で多聞天の別名です。日本では財宝や福徳を与える神様として信奉されており、七福神の一神としてしられています。七福神の中ではただ一人、甲冑に身を包んで厳しい顔をし、右手に槍、左手に宝塔を持っています。戦いの神で、悪霊を退散させ財宝をさずけるといわれ、鎮護国家の神と信仰され福を与える神様です。そのため、新年の掛け軸としてはもってこいです。作者等の詳細はわかりません。
床の間に飾られた毘沙門天 | 毘沙門天の画像部分 |
≪平成26(2014)年4月7日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年4月9日(水):第1088号】