京都・随心院 第15回特別拝観〜世界三大美人小野小町ゆかりの随心院と小野梅園 場所の地図
今年の大本山方広寺企画の本山巡りは、3月25日(火)に、小野小町ゆかりの随心院と、一休さんでおなじみの一休寺の2ヶ寺です。今年も、釣月寺の壇信徒様6名とともに、参加しました。
随心院は、真言宗善通寺派の大本山で、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正により開かれました。山号は牛皮山といいます。随心院の位置する小野地区は、小野氏の一族が栄えたところであり、宮中に仕え歌人として知られる小野小町もこの地の出身で、宮中を退いて後も過ごしたとされるため、小町の晩年の姿とされる卒塔婆小町像を始め文塚、化粧の井戸などいくつかの遺跡が残っています。
また、境内にある「小野梅園」のウメは”はねず”(薄紅色)のウメと呼ばれ、小野小町の「花の色は〜」の歌を彷彿させる紅梅が咲き乱れます。遅咲きの八重紅梅が3月上旬ころ開花し、中旬から下旬に見頃を迎えます。
このような由緒ある寺院ですが、境内を拝観中に、デジカメのSDカードが不調になったために、境内を納めた写真がなくなってしまいました。幸いもう1台のカメラを持っていたため、小野梅園は記録他がわずかに残っていました。SDカードにあたりはずれがあるのは初めて経験しました。
小野梅園の圦口にある石標 | はねずのウメ | 開山である仁海僧正の供養塔 |
≪平成26(2014)年3月25日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年3月27日(木):第1075号】