興福寺  場所の地図

 JR奈良駅から東へ1kmのところに、法相宗の大本山である興福寺があります。
 広い境内でいくつかの伽藍があります。国宝級の建物がいくつも建ち並び、その中で「東金堂(とうこんどう)」と「国宝館」が共通拝観券¥800で堂内が拝観できます。拝観券の裏側に興福寺に関する内容が次のように記されていました。

 興福寺は、和銅3(710)年に飛鳥から現地に移築造営されて以来、焼失と再建を繰り返しながら1300年もの歴史を刻んでいます。現在は、享保2(1717)年の大火で焼失した中金堂の再建事業を進めています。
 東金堂は、神亀(726)年聖武天皇の発願で造営されました。現在の堂宇は五度の焼失と再建を経て、応永22(1415)年に再建されたものです。銅像薬師如来坐像を本尊とする内陣は、18躯の国宝と3躯の重要文化財で構成されています。

 国宝館には、各30を超える国宝、重要文化財は所蔵されており、たいへん見応えがありますが、東金堂と同じく館内は写真撮影禁止であることが残念です。画像はこのHPで確認するしかありません。

 興福寺の伽藍配置図は、興福寺のHPを参照してください。

三重塔(国宝) 南円堂(重要文化財) 北円堂(国宝)
五重塔(国宝) 東金堂(国宝) 国宝館
≪平成26(2014)年3月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年3月13日(木):第1061号】