今月の掛軸 №36-十六善神②
今月の掛軸である「十六善神」は、【平成24年1月1日(日):第259号】でも紹介しているように、本堂新年の荘厳に使われているものです。
十六善神とは、般若(はんにゃ)経のお経を読む人を守護する16人の神様をいいます。具体的には、十二神将と四天王の16人です。十二神将の名称は,宮毘羅(くびら),伐折羅(ばさら),迷企羅(めきら),安底羅(あんてら),頞儞羅(あんにら),珊底羅(さんてら),因達羅(いんだら),波夷羅(はいら),摩虎羅(まこら),真達羅(しんだら),招杜羅(しやとら),毘羯羅(びから)といわれています。四天王は、仏教の四人の守護神で、東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天をいいます。
床の間に飾られた十六善神 | 十六善神の画像部分 |
≪平成26(2014)年3月9日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年3月10日(月):第1058号】