飯田・元善光寺 場所の地図
昨日、飯田市に出かけましたので、元善光寺を参拝しました。前日が節分ということで、多くの人が訪れたようですが、私が訪れたときは、うってかわって静かな境内でした。しかし、その後、バス3台の団体さんが参拝に見えたため、境内は随分賑やかになりました。
元善光寺の縁起は、パンフレットおよびHPで、次のように説明があります。
推古天皇10(602)年に、信州麻績(おみ)の里(現:飯田市座光寺)の住人、本多善光卿が難波の堀から一光三尊の御本尊様をおむかえしたのが元善光寺の起元です。その後、皇極天皇元(642)年にその御本尊様は現在の長野市へ遷座され、そこにできたお寺が善光卿の名をとって「善光寺」と名付けられました。そして、飯田の当山は勅命により、木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになりました。仏勅によって「毎月半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて衆生を化益せん」というご誓願を残されたとのことで、長野の善光寺と飯田の元善光寺との両方にお詣りしなければ片詣りと昔から云われるゆえんです。
本尊様をお参り後、戒壇巡りを。長野の善光寺とは異なり、ここの戒壇巡りは無料でした。そして拝観料¥200を支払い、内陣・宝物殿・平和殿を拝観しました。宝物殿は、涅槃図、涅槃像、地獄絵等興味を引くものばかりでしたが、写真撮影禁止のため、拝観のみでがまんしました。その後、宝物殿奥にある戦争で犠牲となられた英霊をお祀りしている平和殿を参拝しました。
山門 | 本堂 | 平和殿 |
≪平成26(2014)年2月4日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年2月5日(水):第1025号】