唐招提寺  場所の地図

 奈良・唐招提寺に行ってきました。拝観券(¥600)の裏側に、唐招提寺に関して、次の説明がありました。
 唐招提寺は、天平宝字3(759)年、唐の高僧鑑真(だいわじょう)によって創建されました。鑑真大和上は、聖武天皇の願いに応えて来朝を決意されました。
 井上靖の名作「天平の甍」にもあるように、5度の失敗にも屈することなく、来日してわが国に戒律を伝え、大和上の称号を賜りました。その後、戒律を学ぶ道場としてその法統を今に伝えています。金堂は代表的な天平建築です。

 唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗総本山で、山号はありません。広い境内に、多くの伽藍があり、その名宝は、私たち拝観者に感動を与えてくれます。天平文化の結晶である伽藍と名宝、代表的なものに、奈良時代建立の金堂、講堂があり、どれも国宝、重要文化財ばかりです。主だったところの拝観だけで、たっぷり1時間はかかります。伽藍内の撮影が禁止であるのが残念です。
 唐招提寺の伽藍配置図は、唐招提寺のHPを参照してください。

南大門 金堂(国宝・奈良時代) 講堂(国宝・奈良時代)
鼓楼(国宝・鎌倉時代) 礼堂・東室(重要文化財・鎌倉時代) 宝蔵・経蔵(国宝・奈良時代)
御影堂(重要文化財・江戸時代) 鑑真和尚御廟 世界遺産を示す石碑
≪平成26(2014)年1月7日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成26年1月9日(木):第998号】