網代笠(あじろがさ)
修行中の雲水が、托鉢に出かけるときにかぶっているかぶりものを「網代笠」といいます。 網代笠の内側は、かぶりやすいように小さな丸い輪の台座がついています。網代笠は、直射日光から頭を守ってくれると同時に、雨や雪から首もとをぬらさずにすみます。このように、修行中の雲水にとって身を守る便利な道具の一つです。
12月14日(土)には、鳳来支部仏教会において長篠地区で慈善托鉢が行われました。参加された僧侶は、全員がこの網代笠をかぶり、托鉢に出かけました。私は仏教会の会長のため、連絡対応ということで本部寺院待機でした。
≪平成25(2013)年12月15日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年12月16日(月):第974号】