草津温泉  場所の地図

 日本三名泉(有馬・草津・下呂)の一つである草津温泉に行きました。
 草津温泉は、自然湧出量は日本一を誇り、毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出ています。さらに驚くべきは、日本有数の酸性度で、ph値は2.1のため、雑菌などの殺菌作用は抜群です。そのため、草津温泉は古くからたくさんの人々の心と体を癒し続けてきた名湯といわれる由縁です。
 温泉街の中心に位置する湯畑(ゆばたけ)は、草津温泉のシンボルです。毎分4000リットルの温泉が湧き出ていて、いつも湯けむりを舞い上げています。湯畑の周りは瓦を敷きつめた歩道、石柵、白根山をかたどった「白根山ベンチ」など湯上がりの散策が楽しめる公園となっています。
 湯畑の近くにある「熱(ねつ)の湯」では、湯もみの実演と踊りを見ることができます。
 「湯もみ」は、水を使わず自然に温度を下げる方法です。源泉は51度から熱いところでは94度もあり、しかも刺激の強い酸性泉です。この高温を生かし、温泉療法として利用したものが時間湯です。しかしそのままでは熱くて入浴することができないので、湯もみで温度を下げて、時間を3分に区切って入浴するそうです(HPより)。

湯畑の観光スポット 温泉がわき出る湯畑
「湯もみ」の実演ショー 踊りの実演
≪平成25(2013)年10月12日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年10月17日(木):第914号】