方広寺 有馬朗人(ありまあきと)句碑

 方広寺本堂前に、元文部大臣である有馬朗人氏の句碑があります。
 この句は、有馬朗人氏が、平成18(2005)年10月の「観月の夕べ」において披露されたものです。 句碑は、有馬先生主宰の結社「天為」の有志と、方広寺奉賛会の有志によって、平成19(2006)年に建てられました。 石は、宮城県産出の伊達冠石です。
 有馬氏のは、静岡県立浜松一中出身であるため、方広寺を懇意にしていただけているようです。氏の経歴は次のようです。
   昭和 5(1930)年  大阪生まれ
   昭和22(1947)年  静岡県立浜松第一中学4年修了
   昭和28(1953)年  東京大学理学部物理学科卒業
   平成 元(1989)年  東京大学総長
   平成10(1998)年  文部大臣
   平成11(1999)年  科学技術庁長官
   平成17(2004)年  文化功労賞
 平成2(1990)年より排誌「天為」を主催されており、科学技術分野だけでなく文学にもたいへん造詣が深いことがわかります。

≪平成25(2013)年9月5日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年9月7日(土):第874号】