先代七回忌

 一昨日紹介した、位牌堂・庫裡屋根替えの落慶式に続いて、先代の七回忌法要を行いました。
 その寺の住職の法事を、斎会(さいえ)といい、祭壇の飾り付け等(荘厳:しょうごん)も独特のものです。
 斎会は、次の手順で行われます。
  ・出席者全員の着座
  ・導師入場
  ・九拝式
     焼香三拝   焼香後、三拝(三度礼をすること)します。
     湯・食三拝  湯(とう:お湯)と食(じき:食事)を薫じて供え、三拝します。  
     菓・茶三拝  菓(か:菓子)と茶(ちゃ・抹茶)を薫じて供え、三拝します。
  ・拈香(ねんこう)  法語(先代の教えや先代を讃歎する漢文)を唱えます。
  ・読経
  ・回向 維那(いのう:法要のとき、誦経の先導や回向文を唱える係)が最後の締めである回向文を唱えます。

荘厳 導師焼香
九拝式(焼香三拝) 九拝式−茶を供えています。
拈香−法語を唱えています。 読経後、維那が回向を唱えています。
≪平成25(2013)年8月15日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年8月17日(土):第853号】