名古屋・笠寺観音  場所の地図

 尾張四観音の最後は、名古屋市南区にある笠寺観音です。丁度訪れた日が6の付く日であったため、境内では、「六の市」が開かれており、たいへんにぎわっていました。
 境内入口に次の説明文がありました。

 笠覆寺(りゅうふくじ)
 天林山と号し、真言宗智山派。俗に笠寺観音の名で知られ、尾張四観音の一つである。天平年中(729〜)の開基で、十一面観世音を安置する。初め小松寺と称したが、延長年中(923〜)に堂宇を再興し、今の寺号に改めた。のち再び荒廃したが、嘉禎4(1238)年朝廷より田畑の寄進を受け堂塔を建立した。当寺には重要文化財、県指定文化財が多数ある。      名古屋市教育委員会

山門 「六の市」でにぎあう本堂前
≪平成25(2013)年3月6日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年7月7日(日):第812号】