静岡・舘山寺(かんざんじ) 場所の地図
かんざんじ温泉の象徴、舘山寺に参拝しました。浜名湖に突出した半島の小高い丘全体が、舘山寺の境内になっています。遊歩道もあり、展望台から見る浜名湖は絶景です。
山号は秋葉山で曹洞宗の古刹です。平安時代・弘仁元(810)年弘法大師が高野山より仏道行脚の際、舘山を訪れて当地において修行し、その際に開創。旅する人々の心清める寺として、山紫水明のこの地を選んだといわれています。虚空蔵菩薩を本尊とする本堂や眼病に御利益がある穴大師の他、昭和10(1935)年地元の人たちの浄財で建てられた高さ16mの聖観音(聖観世音菩薩)が小高い丘の上に建てられています。
※聖観音(しょうかんのん):六観音・七観音の一。本来の姿の観音のことで、変化(へんげ)の観音と区別して聖の字を冠する。大慈悲を円満な相に表し、宝冠中に阿弥陀仏を有し、左手に蓮華を持つ。
舘山寺本堂 | 眼病に御利益がある穴大師 |
小高い丘の上に立つ聖観音 | 展望台から見た浜名湖 |
≪平成25(2013)年2月1日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年2月3日(日):第658号】