十六羅漢

 明日の山門施餓鬼に向けて準備をすすめています。本寺では、毎年「十六羅漢」の掛軸を施餓鬼会会場に掛けます。本堂の大間(だいま)左右と前面の壁面いっぱいに、16本の掛軸が並ぶ様は、見応えがあります。この掛軸は、昭和15(1940)年に、【平成23年6月5日(日):第49号】で紹介した兼務住職をしている海源寺の壇信徒様2名による寄贈です。絵の作者は、「勝岳」という号の印がありますが、経歴等については不明です。なお、大間前面に掛ける2本の軸には、【平成23年12月11日(日):第238号】で紹介した、大本山方広寺第3代管長である足利紫山老師の賛が書かれています。
 「十六羅漢」は、お釈迦様の弟子で、特に優れた代表的な16人の弟子をいいます。

大間左側の8羅漢 大間右側の8羅漢
≪平成24(2012)年8月14日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年8月14日(火):第485号】