今月の掛軸 bP6−古松談般若
今月の掛軸も、先代道源和尚の書と達磨の墨絵です。
「古松談般若」は、「古松(こしょう)般若(はんにゃ)を談ず」と読みます。そして、対句として、この掛軸にはないですが、「幽鳥弄真如」、「幽鳥(ゆうちょう)真如(しんにょ)を弄す」が続きます。
意味は、「古木の松が仏法念仏(般若:仏法の真実)を語り、山奥にいる鳥の声が真理を表す」という意味です。
≪平成24(2012)年7月8日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年7月10日(火):第450号】