擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)

 昨日、植物であるギボウシを紹介した際に、「ギボウシ(擬宝珠)」という名前は、橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにしたような装飾物である「擬宝珠」が、この花のつぼみに似ていることからこの名になったとアップしました。この擬宝珠は、橋の欄干だけではなく、神社、寺院の階段、廻縁の手すりなどでも見ることができます。という釣月寺においても「擬宝珠」があります。下の写真のように、庫裏2階の階段降り口にある手すりの端とコーナーに2つの「擬宝珠」があり、寺院建築のアクセントになっています。写真の左側には、 【平成24年6月11日(月):第421号】で紹介した丸窓が写っています。

≪平成24(2012)年6月24日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年6月25日(月):第435号】