大本山 国泰寺 大本山めぐりC  場所の地図

 大本山めぐり旅行の二日目は、この旅行における最大の目的地である国泰寺です。大本山方広寺からの参拝ということで、国泰寺の管長様から直々に私たちへお言葉をいただきました。
 大本山というだけあって、敷地は広大で、伽藍は大きく、庭園は立派でした。由緒が次のように述べられていました。
 当山は、摩頂山国泰禅寺と言い、禅臨済宗の大本山で、北陸に於ける唯一の禅道場である。
 御開山の慈雲妙意禅師(1274〜1345)は、行脚の時、二上山にある山中の草庵で修行を積んでいた。やがてその禅風を慕って雲水が集まり、嘉元2(1304)年には摩頂山東松寺を開創した。嘉暦2(1327)年参内して後醍醐天皇に法要を説き、「清泉禅師」の号を賜り、翌年には「摩頂山国泰寺」の勅額を下賜され勅願寺となった。
 江戸時代になって、貞亨3(1688)年には現在の大豊場が建立され、享保年間には伽藍の整備が行われほぼ現状の形となった。

名庭園「月泉庭」から方丈を望む 管長様からのお言葉
総門 龍淵池と法堂
≪平成24(2012)年5月8日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年5月13日(日):第392号】