名古屋城と名城公園  場所の地図

 4月も半ばに入り、各地で桜の満開情報が報道されています。名古屋最大の桜の名所である名古屋城と名城公園に行ってきました(地図)。お城と桜のコントラストは抜群に美しい光景です。花見を兼ねた観光客が名古屋城には大勢押しかけていました。ただ夜桜の花見酒は、今年は寒いため、まだまだ厳しく感じられます。名古屋城は、現在本丸御殿の復元工事まっただ中であるため、今だけしかみられない工事見学コーナーなどが設けられていました。観覧料は大人¥500です。

名古屋城と桜 お堀をとおして桜と名古屋城
名城公園の桜と噴水 満開に咲いた名城公園の桜
≪平成24(2012)年4月7日撮影≫

 名古屋城の歴史は、入場パンフレットに次のように記されていました。

 慶長15(1610)年名古屋城築城にあたって徳川家康は、加藤清正・福島正則ら西国大名20家に普請(土木工事)を命じました。これを天下普請といいます。天守や櫓の作事(建築工事)は小堀遠州・中井正清らに命じられ、慶長17(1612)年にほぼ完成しました。尾張藩初代藩主として家康九男義直が入り、以降御三家筆頭尾張徳川家の居城として栄えました。
 明治維新後も名古屋離宮としてその美しいたたずまいを誇った名古屋城は、昭和20(1945)年の名古屋空襲によって本丸のほとんどを焼失しました。しかし、名古屋のシンボルとして天守の再建を臨む市民の声は日に日に高まり、昭和34(1959)年ついに天守が再建されました。

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年4月10日(火):第359号】