岩津天満宮【岡崎観光きらり百選 bS1】 場所の地図
学問の神様である菅原道真公を祀る岩津天満宮に行ってきました(HP)。平日であったため、お参りする人は少なかったですが、入試シーズンということでお札売り場では、入試グッズが山ほどあり、合格祈願をした絵馬が絵馬かけに山ほどかけてありました。
明治12(1879)年、岩津天満宮の堂宇は火災により焼失、その後、明治44(1911)年から大正8(1919)年にかけて再興されました。現在の本殿は昭和55(1980)年に改築されたものです。写真の中央に鎮座しているのは、「願かけ撫で牛」といいます。菅公が丑歳生まれであることや、「天神縁起」の中でも牛にちなんだ逸話が多くあることなど、天神様と牛は深い縁で結ばれています。特に岩津天満宮の撫で牛は、諸々の病にもご利益があるといわれ、自身の患部を撫でて、臥牛のその部分を撫でて治すという信仰があります。この撫で牛は、青御影石製で、元治元(1864)年、土呂(現岡崎市福岡町)籔田氏により奉納されたものだそうです。
≪平成24(2012)年1月17日撮影≫ |
釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年1月18日(水):第276号】