梅の剪定?  場所の地図

 釣月寺の境内西側には、梅の木が多く植わっています。毎年2月から3月にかけて、美しい花を咲かせ、6月には多くの梅の実が収穫できます。梅の実の収穫については、すでに、【平成23年6月8日(水):第52号】の小梅、【平成23年6月20日(月):第64号】の大梅で紹介しました。
 境内西側に植わっている梅の木は、植樹してから40年以上たっていますが、ここのところ全く手入れがしていませんでした。そのため、壇信徒様であり、梅農家であるNさんに依頼し、梅の剪定というよりは、伸びっぱなしの枝の手入れとその方法を教えていただきました。
 昨日、1日かけて十本以上の梅の木を、きれいにしていただきました。手入れ方法の原則は、次のようでした。
  @脚立を使っても梅の実が収穫できない枝は、太くてもばっさりと切る。
  A天の方向に真っ直ぐに伸びている枝は、根元から切る。
  B枝を途中で切る場合は、外芽の上で切る。
  B外へ広く伸ばすために、同年枝は一番外側を残すように切る。
  Bまんべんに日光があたるように、交錯した枝を切る。
 まだまだ、手入れがされていない梅の木が多くあります。教えていただいたことを参考に、私が時間を作り手入れしていきたいと思っています。

梅の木を手入れするN氏 切り取った梅の枝。
このような山がいくつもできました。
≪平成24(2012)年1月5日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成24年1月6日(金):第264号】